2週間くらい前に、友人からMi Box S というAndroid TV端末を譲り受けた。うちの環境にはとても都合がよくて重宝しているけど、親睦を深めるのにちょっと手がかかった。

これはなに

Mi Box SはXiaomi製のAndroid TVで、Xiaomiにしては珍しく綺麗なAndroidが搭載されている。 珍しくとは言えど、Android Oneを搭載したMi Aシリーズも出しているから納得はできる。どんな機械なのかを簡潔に言うとすれば、プライムビデオが機能の中心ではないFire TVとでもいったところか。どちらかといえばこちらが本家で、Fire TVの方が派生だけど。自分で買っていないけど、たぶん7000円くらい。

OSが綺麗なAndroid TVといえばNexus Playerが思い浮かぶ。Y!mobileでNexus 5を契約したときにもらったのを実家に設置しているけど、発売が2014年なこともあって、そろそろ挙動がしんどそう。

魅力

この機種の特徴のひとつとして、付属リモコンに電源ボタンとLIVEボタンがあることが挙げられる。これがNexus Playerや他の機種と比較した大きな利点だと思っていて、テレビではなく液晶モニタで使うときにとても便利。

少なくともChromecastには電源オフとかスリープとかいう概念がなくて、常にスクリーンセーバーの画像が表示されている。テレビに接続している場合はテレビの電源を消せばいいのだけれど、モニタの自動スリープ機能を使っている自分にとっては都合が悪い。押しにくい場所にあるモニタの電源ボタンを毎回押すか、Chromecastの電源を引っこ抜くか、HDMI CECに非対応なセレクタを使ってごまかすか、という選択を迫られていたけど、これが解消された。
それから、うちで動かしている録画サーバとリモコンのLIVEボタンとの相性がとても良い。リモコンのボタンを押すだけでモニタの電源が入り、LAN内のサーバで動いているEPGStationから配信される地上波の映像を出力できる。テレビみたいで便利。ちなみにNetflixボタンもついてるけど、こちらは契約していないから押したことがない。

スリープに入ると応答しなくなる

Mi Box SにはChromecast built-inという機能が搭載されている。これは 記憶が正しければ SONYのBRAVIAとかにも搭載されている機能で、要はChromecastなんかと同じようにGoogle Home Miniに「YouTubeでナントカの動画を流して」と頼むと画面をつけて再生してくれる。…はずなんだけど、この機種の場合、スリープに入るとリモコンを押してあげないとスリープから起きてくれない。また、スリープから起きたときに『Wi-Fiに接続されていないよ』という表示が数秒でるので、どうやらこの子は仮眠するつもりが朝まで爆睡してしまうタイプらしい。

ちなみに、Chromecastは音声操作でのNetflixの再生にも対応しているけど、現時点ではChromecast built-inでは非対応らしい。とはいえ、スマホからのキャストなんかで再生を始めてしまえば、「20秒戻して」といった音声操作は可能。

対策

Redditを漁っていると、ここ に行き着いた。まさに求めていた情報。

さっそくWakelockというアプリ をインストールして、画面をオフにしたときにもWi-FiとCPUがスリープ状態にならないようにした。 このアプリはAndroid TV向けには提供されていないので、スマホ向けのAPKファイルを直接インストールすることになる。
アプリはPlay Storeにも公開されている けれど、今回の用途では作者さんのGitHubからダウンロードしたほうが手間が省けてよい。手元のスマホにダウンロードしたファイルを、Send files to TV というアプリを使ってMi Boxに転送した。

その他

この設定をしてからは、思っていた通りの挙動をしてくれている。消費電力に多少の影響はあるはずだけど、そもそもChromecastをはじめとする他の機種はスリープに入らない仕様になっていることを考えると、気にならない程度のはず。

Live Channels

少し触れたけれど、録画サーバーからのライブ配信にAndroid TVのLive Channelsという機能を使っていて、配信設定にはPVR Live というアプリを使っている。

Live Channelsに対応しているアプリを探すのにずいぶんと手間取った。この機能を使う層はKodiのユーザと重複しているらしく、自分には興味がない割れ界隈の情報が多く引っかかって鬱陶しかった。

Send files to TV

一番楽にAndroid TVにファイルを転送する方法はなんだろうと思っていくつか試していたけど、これがひとつの正解だと思う。送受信する双方にインストールは必要だけど、それさえ済ませれば頭を空っぽにしてファイル転送ができる。UIもスッキリしていて好き。