ソニー銀行を開設して非FelicaなAndroidスマホで非接触決済

言いたいことはタイトルで完結しているので、以下蛇足。
新型iPad Proのリリースに伴ってリリースされたiPadOS 13.4にアップデートしたことで、この文章の入力に使っているiPad Pro 12.9 (2017)でも、ライブ変換やトラックパッド対応といったコンピュータとしての側面が強化された。ふと気がついたら3月が終わっていて愕然としている。

ソニー銀行の口座を開設した

春から生活拠点が変わるので、というのは特に関係ないけれど、新しく銀行口座を開設したくなった。具体的には、振込手数料を抑えられるネット銀行の口座を持っておきたいなあと思うことが増えてきた。
現在保有している口座は、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、楽天銀行、それから信用金庫がひとつ。中でもメインで使用しているのはゆうちょ銀行で、楽天銀行は一定額未満だと入金手数料がかかるのが気になって最近は放置気味。

テキトーにネットの情報を拾い食いしていたところ、ソニー銀行と住信SBIネット銀行が目についた。身の回りでは住信SBIネット銀行を推す人が複数いたけど、銀行の名前が長くて覚えられなかったからソニー銀行にした。もちろんそれだけではなく、ソニー銀行の方が海外での外貨の扱いが 便利そうだとか、理由はいくつかある。よく考えたら両方開設してもデメリットは特にないことに気づいたけど、口座をたくさん持っていても入れるお金がないから住信SBIネット銀行に関してはとりあえず保留にした。

届いた

特におもしろいこともないから画像とかはないけど、口座開設を申し込んだ2日後に完了メールが届いた。さらに一週間ほどで郵便局から本人限定受取郵便の通知が届いたので、電話をかけてから受け取りに行った。

Sony Bank WalletとGoogle Pay

そういえば開設時には忘れていたけど、2019年の秋ぐらいに日本のGoogle PayがVISAのタッチ決済に対応した。当時は手元にあるものはどれも対応していないなあと思っていたけど、ソニー銀行がこのリストに載っている。

また、キャッシュカード兼デビットカードであるSony Bank Wallet自体もタッチ決済に対応している。最近はタッチ決済に対応したクレジットカードやキャッシュカードが増えてきて良い。あとは店舗側の対応環境が整ってくれれば言うことはない。

中華スマホで実験

そもそも半年くらい前のネタなので、既に他のメディアで散々記事にされているはず。

今のところは、VISAのタッチ決済が使える店舗といえばローソンとマクドナルドくらい(実際にはもう少しある)。というわけで、セブンイレブンのATMで入金して、ローソンでブラックサンダーを買ってみた。使用したスマホは海外機種であるOnePlus 5T。NFC自体には対応しているけどFelicaは非搭載なので、iDやモバイルSuicaなどのおサイフケータイは使えない。
「クレジットで」と緊張しながら端末をかざしたところ、どちらかというとエラー音として馴染みがあるような『ピー』という音が鳴り、決済が完了した。実際、レジの店員さんには決済に失敗したと思われて困惑された。他にレジ待ちの人がいないことは確認してから試したけど、めんどくさい客で申しわけない。

もっとも、日本におけるスマホユーザーの大半はFelicaを搭載したスマホを使っているからこんな話は関係ないし、Felica非搭載のスマホを使っているに人はこの分野の知識も十分持っている人が多い。何より、最近ではQRコード決済が使える場所が増えていて、今のところは今回試したタッチ決済が使えて特別嬉しい場面は多くない。ポイント還元の点でも、決済手段として見ても、特別優れているわけではない。
とはいえ、これから日本でもVISAのタッチ決済が使える場所が増えていくだろうという期待がある。あと、少し前に台北に行ったとき、タッチ決済が使えるカードがあればなあと思う場面が何度もあった。そういう時には重宝しそう。何にせよ、こちらの手札として使える決済手段が多くて困ることはない。

その他

iPadOS 13.4のライブ変換、平仮名で入力したいときにもグングン変換されるのがときどき萎えるけど、もうちょっと様子を見てみたいから設定でオフにするほどでもない。control-Jで強制的にひらがなに変換できることに気づいたので、これからちょくちょく使うことになりそう。